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病気と医療について考える~栗野的通信
kurino.exblog.jp

ガンで旅だった妻への挽歌と、病気と医療についての考察。

by kurino30
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泣かんでいい、また逢える.
 しばらくアップしていなかったのですが、昔のメールを読み返しながら、妻が亡くなった当時は随分皆から慰められたのだなと改めて感じました。
それと同時に、こんなにも身内をガンで亡くされた人が多いのかということも。

 もしかすると、私が慰められ、励まされたように、当時皆からもらったメールを紹介することは当ブログの読者にも少しは慰め、励ましになるかもしれないと思い、今回から何回かに分け収録することにします。
 頂いた方は私の個人的な友人、知人ということもあり、名前は省きます。


 私もかって両親を癌で失っています。
昔の事ゆえペインコントロ-ルも十分ではなく、随分両親の苦しむ姿が
未だに脳裏に鮮明にやきついております。 
発症から死に至るまで身近にそれを見てきた家族にとっては、
このことは思い出すにも辛いものが有ります。

 日常の煩いの中で日頃は心深く封印している、この深い悲しみが
奥様に関する2回の通信を拝読することにより昨日の事の様に思い起こされました。
いい年をして不覚にも落涙を禁じ得ませんでした。

 でも今こうやって故人の苦闘を思い起こし涙を流す事も故人への
供養ではないかと思います。
そのような機会を与えてくださった貴兄に感謝致します。
 父が薄れいく意識の中で最後に残した言葉は
「泣かんでいい、また逢える」。

 私は宗教は持ちませんがこの言葉には本当にすくわれました。
ちなみに父も膵臓癌でした。
悲しみを乗り越えますますご活躍される事をお祈りいたします。
by kurino30 | 2008-09-11 23:38