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「九州の技術」や「九州の頑張る企業」「栗野的視点」などを収録 ジャーナリスト栗野の辛口コラム~栗野的視点 ジャーナリスト、経営コンサルタント、コーディネーターとして活動しながら、中小企業の経営に関する講演も数多くこなす栗野が独自の視点で経済や経営、社会問題を論評 栗野的風景 写真と文で綴るフォトエッセイ。主に花の写真が多い。 最新のトラックバック
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治療の副作用だけでなく、生検リスクもある~前立腺ガンと告げられて(1)
2021年 10月 07日
「ああ、そうですか」。今春3月、医師から前立腺に「ガン細胞が見つかりました」と告げられて私はそう応えた。 別にショックで落ち込むこともなかった。やっぱり今回も外れかと思っただけだ。 昔からクジ運は悪い。ほとんど当たったことがない。お年玉付き年賀状だって最下位の切手しか当たったことがないのだから、今回も外れたかと思った程度だった。 定期健康診断で発見 発見のきっかけは福岡市が実施している定期健康診断。 前立腺ガンの発見にはPSAという腫瘍マーカーが用いられるが、これは血液検査で分かるから手軽ということもあり、毎年定期的に検査していた。 PSAの数値4以下は問題なしで、ずっと基準値以下だった。 それが数年前、ボーダラインの4に上がってきたので多少気になりはしたが、それでも基準範囲内。 多少の上がり下がりはその時の状態等にもよるから、次回は下がっているだろう程度に思っていたし、医師から特に注意されることもなかった。 ところが1年後、昨年3月の検査でPSAの数値が5.5になった。 泌尿器科の医師もこの数値を見て即ガンを疑ったわけではなく、「一応念のため大きな病院で検査してみますか」という感じで紹介状を書いてくれた。 この程度の数値ならそこまでしなくてもと思ったが、とりあえず医師の勧めに従うことにした。 2か月後、C病院でエコー検査、CT検査、採血をした結果、PSAの数値は5.0と若干ながらダウン。 心配するほどの数値ではなさそうだと思ったが、病院医師は「この程度は誤差の範囲内」と言い、3か月後に再検査を勧められた。 すると今度はわずかに上がって5.3。上がったとはいえ半年前の5.5に比べれば下がっているわけだから後は来年の検査でいいだろうと考えたが医師の見解は違った。 医師はエビデンス(確証)が欲しい。どちらかはっきりさせたいのだ。かくしてまた数か月後に再検査を言われる。 そして今年2月の血液検査でPSAが7.7を記録した。 やっとエビデンスが得られたと思ったのだろう。「数値が順調に上がってきているので一度精密検査をした方がいいでしょう」 「たしかに”順調”に上がっていますね」 「いや順調という言い方は間違ってました」 「そうですね。確実に上がってはいますね。絶対数値より変動数値で見るべきだと私は考えていますから右肩上がりの数値は気にはなります」 「そうなんです。この数値だけを見れば、これですぐガンの疑いが濃いとまでは言えませんが、数値が上がってきていますから、精密検査をしておいた方がいいでしょう」 「精密検査というのは生検のことですね」 「そうなんです。前立腺に針を刺し、細胞を採って検査するのですが、針を12箇所刺すから痛いんですよね。いや麻酔をしますから痛みは感じないんですが、嫌がる人は多いですね。入院も3日ほど必要になります」 こんなやり取りの結果、生検入院を了解した。 精密検査の副作用もある インフォームド・コンセントが言われだして30年近くなる。以来、何をするにも書面で同意(同意書にサイン)を求められる。 だが、「きちんと説明して同意を得」たかとなると多少疑問が残る。 一応説明はされるが、それは説明した、書面に署名してもらったという「作業」になってはいないかと思ってしまう。 実のところリスクや副作用のあるなしについて医師が事前にきちんと説明することは少ない。 全く説明しないと言っているのではないが、患者に正確に理解させているかどうかという意味では甚だ疑問である。 例えば生検で私が受けたリスク説明は「生検手術後、血尿が出ることがありますが、長くても1週間程で止まります」 「まれに頻尿になったり、逆にオシッコが出にくくなる人もいますが、その時はいつでも言ってください」という程度だった。 では、実際にはどうだったのか。 尿道に挿したカテーテルを抜き、自分でトイレに行けるようになると尿は紙コップに出して看護師に毎回チェックしてもらう。 最初は真っ赤な尿が出て少し驚いたが、排尿回数に比例するように徐々に赤色は薄くなっていき、 「だいぶ薄くなりましたね。もう紙コップにしなくていいですよ」と言われ、後はいつも通りのやり方で排尿。 ところが、退院日の朝になって再び便器が真っ赤になるほどの血尿があり慌てたが、看護師も医師も 「血尿は薄くなっていますから大丈夫です」で終わった。 不安は残ったが、退院後、自宅での排尿で驚く程の血尿は認められず、徐々に薄くなっていったので一安心。 ただ前立腺に針を12箇所も刺しているわけだから内部で出血しているのは間違いなく、それは精巣にも溜まっている。 精巣に溜まっている血をそのままにしていても問題ないのかどうかは分からないし、 医師もそんなことまで説明してくれないが、射精時に真っ赤になるのはあまり気持ちのいいものではない。 せめてその辺りの説明は欲しいものだと思うが。 ところが、2か月もたったある朝、下血していることに気付いた。 それもかなりの出血だったため、ホームドクターに電話すると、すぐ近くの肛門科に電話して、 「先生に話しておいたから、これから行きなさい」と言われた。 実はその前に生検手術をした病院に電話し状況を伝えると予約をすぐ入れてくれたが、それは2日後で、 その旨ホームドクターに話すと「緊急外来で行くべきよ。分かった。それなら近くの○○先生に電話して おくからすぐ行きなさい」と言われたのだ。 ホームドクターはもう80歳を少し過ぎた内科の女医だが、いつも適切なアドバイスを貰えるのと、 これは自分の専門科外と判断すると、その場で他の診療所に電話してアポイントを入れてくれるから、 信頼して他診療所での診断結果も全て報告し、私の診断歴はそこで皆分かるようにしている。 診断の結果、下血の原因は痔による出血だと言われた。 痔の軟膏をもらい、しばらく朝晩使用するようにと言われたが、腑に落ちないのは痔による出血である。 痔持ちではあるが、それは脱肛程度で、出血の経験はない。だから、なぜ? という疑問が湧いた。 考えられるのは生検による影響しかなかった。 だが2か月も経ってというのが腑に落ちなかったが、下血に気付いたのが今というだけで、 実はそれ以前(生検後)から出血していたのではないだろうか。 第一、いままで排便直後に便の様子を確認したことはなく、排便すれば便座に腰掛けたまますぐ流していた。 それが今回運よくたまたま気付いただけで、実は以前から(生検後から)下血していたのではないかと疑ったが確証はない。 ただ、今回の生検手術を受けるまでは下血の経験がなかったとだけは言える。
by kurino30
| 2021-10-07 09:48
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